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デザインのDNA デザインの意識(記憶とデザイン)再編集!!

デザインのDNA デザインの意識(記憶とデザイン)
・・・・・・・・・・・・ヒト・意識・時間=進化・記憶・・形・姿(デザイン)

今回はデザインする意識について・・・・・・。
アーサー・C・クラークの小説に「幼年期の終わり」があります、宇宙開発の
競争が激しい、20世紀末のある日 高知能を持ったエイリアンの乗った巨大な
宇宙船団が地球上のあらゆる都市の上空に現れそのまま留まる、当初は必要
最小限のコンタクトのみで姿も見せず人類にとって脅威的なのか友好的なのか
も解らない、やがて人類は彼らの存在を受け入れるようになり、少しずつ管理さ
れてゆく、彼らが地球上に現れてから50年・・・ついに人類の前に姿を現す・・・
黒い皮膚に翼、額には短い角、逆棘のある尻尾という姿は、記憶の中に刻まれ
た悪魔そのものだった・・・。

同じくアーサー・C・クラークの原作の映画「2001:A Space Odyssey」
“2001年宇宙の旅”がある、400万年ほど前のアフリカ・・ある日、猿人の前
に謎の石板(モノリス)が現れる、モノリスに触れた猿人たちは知恵を蓄え意識
することを覚える・・・道具を持つことを学習し他の動物の脅威に打ち勝つ・・・。
このモノリスが現在(設定は2000年)の月面に現れる・・人類は月に行ける
までに進化していた、このモノリス・・大きさを変えながら形而として現れ物語を
暗示する・・・、ここでのモノリスは単純にして圧倒的な存在に設定されている。
アーサー・C・クラークの小説には意識外の存在がよく表されている、それは
知性だけが漂う特定の宗教的には神のような存在でもある。

「幼年期の・・」悪魔という記憶の意味するもの・・・すでに何百万年か前に一度
現れ、其の時人類はまだ言葉も持たなかったのかもしれないが、彼らは人類に
何か恐怖に似たものを記憶させ帰っていったのかもしれない。
モノリスも同じように、はるか昔に現れ意識(学習)することをDNAに刻み込む・・
この行為を誰が、何の目的で・・は、今回深く触れないでおきます。
いずれ(アーサー・C・クラーク)関連について書きます、文化、テクノロジー、工業
デザインに深くかかわりがあります・・・ので。

資料:2001:a space odyssey (映画のパンフより)

2001-rogo.jpg2001-2mono1.jpg2001-3mono1.jpg

ヒトは始めて見るものを拒絶する、コレは危険から自身を守るためにDNA(本能)
に植えつけられた知恵です。
毒をもつ食物も何世代にもわたり経験し知恵として蓄えられたものなのかもしれ
ません。

私たちがモノをデザインする際に注意しなければならない事は、まったく始めて
のものは受け入れられない、見たことのないものは理解されない、むしろ拒絶
されると思います、デザインするにはヒトの記憶の中にある何か?と結びつけ
形の中にメッセージとして織り込む必要があります、そうすることによってヒトは
安心してそのモノを受け入れてくれるのだと思います。

以前にもご紹介しましたがペレットストーブをデザインする際にこの考えを実践
してみました。
システムは最新のテクノロジーを取り入れております、火は本来怖いものです
が、同時にヒトを安心させるものでもあります、どういう形で表現すれば安心の
形になるか?
ここでストーブという言葉からイメージとは真逆な形とシステムでデザインしまし
た、そこに揺らぐ炎をレイアウトし、記憶の中の安心感、懐かしさ、と繋ぎました、
結果・・発表の後は色々なメディアにも取材して頂き「いつ商品化をするのか?」
との問い合わせも数多く、先日もある建築家の方から「あるマンションの設計を
している、このストーブを採用したいのだがどこに行けば手に入るのか?」という
問い合わせを頂きました。
メーカーも量産化の検討を始めたのですが、市場状況の激変でいったん中断
しております、・・・が、量産化に手を上げて頂く企業がおられた場合は、私の
サイドでも検討しても構わないというメーカーからの了解を得ております。

資料:ペレットストーブ

PS・AXIS.jpgPS-リモコン.jpgペレット・斜C.jpg

兵庫県浄土寺の阿弥陀三尊、このお堂の裏手(背面)に水田があり、夕方になる
と西陽が水田に反射し、蔀戸から差し込んで(朱塗りの)堂内が真っ赤になる、紫
雲に乗った阿弥陀様のシルエットが浮かび上がりそこに舞い降りてきたかの様な
錯覚に陥る、鎌倉時代の人々はまだ見ぬ死後の極楽浄土をイメージしたのでしょう。
*人工の光もない時代、自然の現象をたくみに利用した表現の傑作。

資料:浄土寺 昼・夕 裏手の水田の夕景
            (西村公朝著:祈りの造形・仏像物語より)
浄土寺 昼.jpg浄土寺 夕.jpg浄土寺 池.jpg
製品のデザインはそのデザイナーに刷り込まれた生活感、知識他・・が大きく
影響する、経験値だけではできない・・イメージと現実の融合・・。
この課題の答えとしての製品が"EVERNEW Line Vehicle"です、イメージに
人間工学と行動分析から導いた形・・身長の差から生じるユーティリティーの
格差が生じない工夫・・、誰でも同じ結果が出せる機器としての性能など、
デザイン(形)意識+進化・・を具体的に実践した例としてあげてみます。

               EVERNEW Line Vehicle

evarnew G mark x.jpeg
             
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